#終い方(2)... #遺品整理(遺族、故人の視点から)

遺品で残ると困る物ワースト3


1-1.写真や思い出の品は処分しにくい

遺品で残ると困る物のひとつは写真です。

確かに写真のアルバムは重くかさばりますが、遺族として困るのはその点ではありません。遺族としては亡くなった家族が写っている写真を処分するのがつらいのです。

また、古い写真であればデジタルカメラのデータが残っていないので処分しにくいということもあるでしょう。

写真のアルバムは保存しておくにも大きく場所をとります。

また、亡くなった人が持っていた思い出の品も処分しにくい物のひとつでしょう。

故人の思い入れがあるので、簡単には処分できないのです。


1-2.衣類は処分しにくい

衣類はつい量が多くなってしまうものです。

そのため、遺品として衣類が多く残ってしまうのは確かに仕方のないことでしょう。

とはいえ、遺族としては衣類は最も処分しにくい物のひとつとなります。

衣類は亡くなった人のイメージが強く残るからです。

衣類の処分は、思い出を処分するような気になり、遺族としては難しく感じます。

ですから、遺品として衣類の量が多いと遺族はとても困るわけです。


1-3.趣味の品や書籍

亡くなった人が趣味として楽しんでいた物も、遺族が処分に困る物のひとつでしょう。

その趣味が遺族と共に楽しんだものであれば、なおさら思い出も深く残るため、簡単に処分はできません。

また、もし故人の趣味の物を処分したなら、近所の人やそのほかの親族から「処分したことをとがめられるのでは」と不安を感じることもあるでしょう。

同時に、遺品としての本も場所をとるので処分に困るものです。

趣味の物と同じく、亡くなった人が集めた本は簡単に処分しにくいでしょう。


2.今すぐ始める生前整理と片付け方


2-1.まずは分類から始めよう

自分にもしものことがあったなら、遺族が遺品整理で困ることのないようにしたいものです。

そのためにも、今から生前整理を始めてみましょう。


まずは、自分の持ち物の分類から始めてください。


最初の分類は、

「不要な物」と「必要な物」、

そして「わからない物」の3種類です。


それぞれの分類のためにダンボールなどを用意しましょう。


「不要な物」は迷わず処分してください。


「わからない物」はしばらく保管しておき、3か月のあいだに使用しなければ処分しましょう。


最後に「必要な物」ですが、

この「必要な物」をさらに

「使える物」と「あげる物」、

そして「本当に必要な物」の3種類に分類します。


「使える物」は、どうぞ処分するか誰かにあげてください。


というのは、この分類は自分の物をただ減らすことが目的ではないからです。

自分に何かあったときに、遺族が遺品整理で困る物を残さないように、可能な限り物の数を減らしてください。

また、この機会に人に見てほしくない物はしっかりと処分しましょう。


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遺族で形見分けをする際


①.形見分けの方法・時期


①-1.遺品を種類別に分ける

遺品が多ければ多いほど整理しなければ形見分けができません。

貴重品、家財、高級品、写真やビデオ等の思い出の品、粗大ごみ等さまざまな種類に分けてください。

いくつかダンボール箱を用意し、表に何が入っているのかマジックで記しておくと分かりやすくなるでしょう。

何が貴重品で何が大切な物なのか人の価値基準で決まるため、遺族間での話し合いが大切です。

できるだけ早めに整理しなければならないと思ってしまいますが、遺品整理はゆっくり時間をかけてした方が案外スムーズにできるでしょう。

思ってもみなかった貴重品や価値のあるものが出てくることもあるので、注意しながら遺品を整理してください。

遺言状に遺品について記載されていたら遺言どおりにしなければなりません。


①-2.基本的に目上の人から贈る

形見分けは故人と親しくしていた人たちに形見となるものを贈ることです。

基本的に、目上の人から目下の人に贈ります。

目下の人から贈ると失礼な行為になりますが、最近ではそのような風潮もなくなりつつあり、目下から目上の人に贈るケースも増えてきているのです。

もし目上の人に贈る場合は一言添えて贈ると良いでしょう。

また、故人とどのような間柄であったのか、贈る相手の好みや年齢を考慮して形見分けを行わなければなりません。

贈る相手が好むようなものでなければ形見分けの意味がないのです。

主に貴重品や衣類、装飾品を贈ることになるでしょう。

あまり高いものを贈ってはいけません。

価値のあるものは税金がかかってしまうので気をつけてくださいね。


①-3.形見分けのタイミングとは?

多くの人が悩む形見分けのタイミングは“49日”です。

葬式の日は何かしらバタバタしているので形見分けをする時間がありません。

比較的落ち着き、親族や親しかった友人たちが集まる49日がベストタイミングでしょう。

49日はほとんどの人が故人を偲ぶために集まるので形見分けが一度でできます。

遺族は49日までに遺品整理を行い、誰に何を贈るのか決めなければなりません。

親族同士で「遺品整理をこの日にやりたい」と連絡を取り合ってください。



②トラブルを防ぐためにもコミュニケーションはとても大切なポイント。


②-1.誰に何を贈るのか事前に決める

遺族は遺品整理を行い、親族間で何を譲り受けるのか財産分与をします。

身内での財産分与が終わったら次は形見分けをする遺品を選ぶのです。

先ほども少し説明をしましたが、財産分けは近しい親族のほかにも友人や会社の同僚等に遺品を贈ることになります。

故人がどれだけ親しかったかどうかが大きなポイントになるでしょう。

親しい人ほど故人が遺したものを欲しがります。

親族は故人と親しかった者がどのようなものを欲しがるのか好みや年齢を考えて選ばなければなりません。きちんと選ばなければ、トラブルに発展する恐れもあるので注意してください。

もし衣類を贈るときは、クリーニングをしてから贈りましょう。

アクセサリー等の貴重品はできるだけキレイに掃除することが大切です。


②-2.遺品を渡す際の包装

ある親族では故人が着ていた衣類をリメイクしてポーチやお財布にして配るところもあるそうです。

工夫は人によってさまざまですが、遺品を渡す際の包みに注意しなければなりません。

きちんと丁寧に包み、ラッピングしなければならないと思っている人が多いです。しかし、過剰な包みは失礼になってしまいます。

形見分けの際、包みはシンプルで構いません。

基本は白い紙に包み、表に「遺品」を記して渡すようになっています。

割れものの場合は割れないように梱包材で包むと良いでしょう。中にちょっとした故人とのエピソードを記した手紙を入れると好印象です。

形見分けは手渡しが基本ですが、遠いところに渡す相手が住んでいる場合は宅配便でも大丈夫なので安心してください。


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2-2.思い出は電子化しよう

持ち物を分類するときに思い入れがある物は捨てにくいものです。

とはいえ、思い出を理由に処分しないなら物があふれてしまいます。

そこで、おすすめしたい方法は、思い出の品をデジタルカメラで撮影して思い出をしっかり保存しておく方法です。

どうぞこの作業を楽しみながら行ってください。


ブログ形式にして思い出を書きそえるのもよいでしょう。


コンピューターが苦手なら、家族の協力も得てください。

思い出の品を見ながら、今までの感謝を振り返るよい機会ともなります。


そのように撮影した写真は、DVDには焼かずにブログ形式やクラウドへの保存などで電子化したデータとして保存しましょう。


このような方法についてわからないときにはどうぞ家族の協力を仰(あお)いでください。

率直(そっちょく)にどうしてそのような作業をしているのかを説明しましょう。

家族のことをよく考えてくれているあなたに感謝して、喜んで協力してくれるはずです。


2-3.処分方法を家族に伝えておく


生前整理を行っても、自分の持ち物はある程度残ります。

どうぞ家族に衣類や布団、本などのすべてを処分してよいと伝えておいてください。


遺族が遺品整理で困るのは、物の量よりも「故人の物を処分する」という罪悪感です。


遺族がそのような罪悪感を抱く必要がない状況を今から設定してあげましょう。

事前にその点を伝えてあげるのが親切です。


3.生前整理の賢い処分方法


3-1.自分で分別するなら時間と労力を覚悟しよう

生前整理では不要な物が数多く出てくるはずです。

もちろん、自分でゴミとして処分することもできますが、分別して処分するのは時間がかかることを覚悟してください。


分別の種類やゴミ出しの日時も分かれているため、自分ですべてを行うと疲れてしまいます。

家族に協力を依頼することもできますが、大変な作業になるので迷惑をかける可能性もあるでしょう。

いずれにせよ、ひとりですべてを行ってケガや過度(かど)の疲労につながることのないよう十分注意してください。


3-2.不用品をまとめて処分しよう

生前整理で出てきた不用品の処理として最もおすすめなのは、不用品回収業者への依頼です。

業者によっては「詰め放題パック」というような分類しにくい不用品をまとめて処分するサービスもあります。


家まで引き取りにきてくれるのも便利な点です。

事前に、自分で処分する物を分類さえしておけばよいので、時間の削減になるでしょう。

家族にも迷惑をかけずに持ち物をすっきりと処分できます。



3-3.買い取りしてもらえる場合もある

不用品回収業者には買い取りをあわせて行う業者もあります。

生前整理をしたときに、思わぬ「お宝」を見つけることもあるでしょう。


どうぞ「買い取りをしてもらえる」と期待できるものは取り分けておいてください。

また、子供と同居するなどのタイミングで生前整理をするならば、同居によって不要となる家具や家電製品を買い取ってもらうこともできます。

特定家庭用機器再商品化法(平成10年6月5日法律第97号、最近改正・平成15年6月18日)

家庭用電化製品のリサイクルを行い廃棄物を減らし、資源の有効利用を推進するための法律である。家電リサイクル法などと略される。


エアコン


テレビ(ブラウン管式及び液晶・プラズマ式)

チューナーを内蔵していないモニターや、電池式(蓄電池を含む)の液晶テレビ(カーテレビ、携帯テレビ)などは対象外。また、パソコンのディスプレイ(CRTおよび液晶)はこの法律ではなく資源有効利用促進法(パソコンリサイクル法)の対象となる。


電気冷蔵庫及び電気冷凍庫


電気洗濯機及び衣類乾燥機(電気式、ガス式共)

すべて、業務用として製造・販売されている製品は対象外。


以上の家電を、特定4品目と呼ぶ。

上記対象品目については、法施行前は自治体(市町村)で粗大ゴミとして回収・処理がされていたが、施行後は自治体で回収しなくなった。




パソコンを廃棄する際にも制限があります。

マイナンバー法により特定個人情報が保存された情報機器を廃棄する場合は、データの削除・廃棄した記録を企業として保存する事が必要になりました。

マイナンバー情報が保存されているパソコン等の回収を委託する場合、回収業者が確実に削除・廃棄したことを証明書などで確認・保存する必要があります。


マイナンバー法復元不可能のデータ消去方法

特定個人情報などが記録された情報機器を廃棄する場合、データ削除ソフトウェアの利用、物理的な破壊などが定められています

消臭・消毒・オゾン消臭・害虫駆除について


お亡くなりになった後のお部屋では、体液や汚物、血液などで腐敗による悪臭(腐敗臭)はかなり強烈です。

消臭作業はその状況や状態などで作業日数は変わります。

また消臭、消毒等は消臭材を掛ければ終わりと言うわけではありません。

消臭・消毒は解体等しなければ完全消臭が出来ない事があり、また解体出来ない部分などが出てきます。


また、ペット(犬、猫)等の糞、オシッコ等の消臭も行っております。

遺品整理っていつやるの?


賃貸住宅の場合はすぐに整理を!


亡くなった方が賃貸住宅で生活されていた場合、部屋の引き渡しなどの関係から、すぐに整理する必要があります。

まだ心の整理がつかない、という場合はつらい時もありますが、部屋を借りっぱなしにしていると賃貸料金がかかります。

賃貸住宅の場合は金銭面が一番の問題となりますから、必ず1か月以内に整理し、引き渡しましょう。


月をまたがないようなタイミングで整理するのがポイントです。


自宅の場合はどんなタイミングでも大丈夫


賃貸住宅ではなく所有していた家に住んでいた場合は、遺品整理はこの日までに!という期限はありません。

整理するのは残された人が整理したいタイミングで構いません。

最も多いのは、四十九日が過ぎたら整理する、というパターンですね。


四十九日はひとつのくぎりであり、この期間に心の整理をするという方もたくさんいます。

落ち着いてから整理したい、という方は四十九日がすんでから遺品整理に取り掛かるとよいでしょう。


「すべてのことが片付いてから整理する」でもOK


落ち着いたら、四十九日が済んだら整理しようと思っていても、まだまだ亡くなった後の手続きや親族間の遺産相続問題などに追われる場合があります。


そういった場合はなかなか遺品整理するタイミングが見つからないと思いますから、遺品整理は後回しにし、諸問題を片付けた後で整理しても問題はありません。


賃貸物件に住んでいた場合以外は、1年ぐらいたってから遺品整理をはじめましょう。


その時注意したいのは、家の管理です。


家族が一緒に住んでいない場合、空き家になったまま放置していると家が傷みますし、冷蔵庫の中のものは処分しておかないと臭いの元になります。


たまには訪れて風を通し、家が傷まないようにしておきましょう。


遺品整理する時間がない方や遠方に住んでいて遺品整理に行くのが難しい方は、遺品整理サービスを利用するのも一つの方法です。

自宅に住んでいた場合は遺品整理のタイミングはいつでも構いませんから、残された人が落ち着いて整理できるタイミングで整理をはじめてください。


大切な遺品や丹誠に使い込んだ思い出の品はそのまま処分せず、お焚き上げセンターで抜魂供養しましょう


家屋を解体する前などに神棚、仏壇(位牌)、井戸をお祓いする理由?

お祓いとは、神棚や仏壇(位牌)、井戸を取り壊したり、移動するために「神仏の魂抜き」と言います。

お払いが必要な理由として、お祓いを怠った場合に災厄がふりかかると恐れられているからです。

また、魂が宿るものを移動したり、壊す際には魂を抜き、物に戻してから行うことが必要であると考えられています。

※新しい神棚、仏壇(位牌)、井戸へは「魂入れ」を行います。


今では工事の安全祈願として行われる事が一般的ですが、長く住んだ家や土地に感謝するために解体工事前にお祓いを行いましょう。

また、神棚と仏壇(位牌)の『魂抜き』をお願いするところは、神社とお寺と違いますので、間違えずにお祓いの依頼しましょう。



事業ごみの回収はどうする?  事業ごみの回収のお悩みに回答!

事業ごみは家庭ごみと違って、一般の自治体回収に出すことはできません。

事情所から出るごみは、事業ごみとして正しく処理することが必要です。


ZIA (지아) _ Hope it's you With K.Will MV


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