#自立支援(3)...#地域共生社会 #CCRC #エンゼルケア #グリーフケア

塩崎厚労相、「 #地域共生社会 」の実現に意欲 「新しい発想で介護や福祉を作り直す」

内閣改造で再任された塩崎恭久厚生労働相が4日、取材に応じて今後の抱負を語った。2016.8.4

高齢者や障害者、子どもといった分野の垣根を取り払い、本人も含めたあらゆる関係者が主体的に支え合う「 #地域共生社会 」を推進していくと強調。

「これまでの縦割りを『丸ごと』に変える。

福祉の哲学のパラダイムシフトを起こす。

新しい時代に相応しい新しい発想で、介護や福祉、医療を作り直すことが大きな課題」と話した。

「地域共生社会」は、「 #高齢者の支援にとどまらない地域包括ケアシステム 」とも言われている。

生活に困難を抱えている人を分け隔てなく受け入れ、地域のネットワークを活かして一体的に支えていく体制の整備などを進める構想だ。

厚労省はすでに「実現本部」を設置。

具体策をめぐる検討を始めており、次の介護保険制度の改正にも反映させる方針だ。

塩崎厚労相は4日、「個々の当事者の視点を重視して制度化に向けた議論を深めていきたい」などと述べ、改革を牽引していく意欲をみせた。

塩崎厚労相はこのほか、「 #介護離職ゼロ 」などを目指す「 #ニッポン1億総活躍プラン 」の具現化に引き続き注力すると説明。

「プランを着実に実行していくことが当面の最大の使命」とした。

また、神奈川県相模原市の障害者施設で起きた凄惨な殺傷事件にも言及。

「実態の把握と検証をしっかり行ったうえで、適切な再発防止策をできるだけ早く作りたい。障害者福祉に関わる方々や関係省庁と連携して進める」との考えを示した。

#日本版CCRC

成功のカギは「ごちゃ混ぜが生む化学反応」

 佛子園・雄谷理事長

成功のカギは「ごちゃ混ぜが生む化学反応」。

社会福祉法人佛子園の雄谷良成(おおやりょうせい)理事長は、政府が推進している「 #日本版CCRC 」についてそう指摘した。

先月28日、東京ビッグサイトで開催された「 #高齢者住宅フェア 」で講演。

自らの取り組みや経験を語った。

CCRCは、「Continuing Care Retirement Community」の略称。

年をとって仕事をリタイアした後、より便利で充実した環境を得るために健康なうちから移り住み、他の住民や関係者とともに地域づくりの活動に参加しつつ、人生の最期まで暮らしていく高齢者の共同体だ。

アメリカでは既に普及が進んでおり、老後のオプションのひとつとして知られているという。

政府は現在、「生涯活躍のまち」と名付けた「日本版CCRC」の展開を自治体に促している。

都市部の急激な高齢化と地方の衰退という2つの課題を、人が移動する新たな動機を生み出して同時に解消する狙いだ。

佛子園が運営する「 #Share金沢 」は、「日本版CCRC」の先駆的で有望なモデルとして政府も参考にしてきた。


特徴は高齢者や障害者、学生、子ども、周囲の住民、ボランティアなどが「ごちゃ混ぜ」で関わっていること。


約1万1000坪の敷地内には、サービス付き高齢者向け住宅や障害児の入所施設、学生向けの住宅などがある。

農園や共同売店、温泉、カフェといった設備は、それぞれが働いたり交流を深めたりする場だ。

世代や状況の大きく異なる多様な人たちが、可能な範囲で地域に貢献しながらコミュニティを温めている。


「今は時代の転機。大きな流れになっている」

雄谷理事長は講演で、「ごちゃ混ぜが生む化学反応で面白い影響が出る」と話した。

「それぞれが自分の役割を見つけ、やりがいを感じられるようになる。みんなが一緒にいることで、なんとなく元気になっていく」という。

今のようにCCRCが注目される前から、独自に試行錯誤を続けてきた。


「縦割りの福祉に横串を刺してつなげられないか、色々な人が共に暮らせる場所を作れないか。

そんな風に取り組んできたら、たまたまブームの波が来た」と振り返った。

「今は時代の転機だと感じる。大きな大きな流れになっており、もう2年も経てば各地で同様の取り組みがもっと表に出てくる」との見通しを示した。

「より良いケースが増えるようにみんなで見守っていきたい。ダメなものはダメと言った方が社会のためになる」とも付言した。


介護や福祉の専門職に対しては、「『サービスを受ける側』というポジションが決まってしまうと、高齢者や障害者などは元気がなくなっていく。


自分が支援をしてあげている、という感覚から抜け出さないといけない」と呼びかけた。

「誰かと関われば必ず、刺激を受けたり気付きや学びを得たりする。どんな利用者からだって力をもらえる。そうしたエネルギーが双方向に働いてこそ、良い関係が成り立っていく。そういう現場にはみんなが参加してくる」とアドバイスした。


佛子園は現在、石川県白山市にある法人本部の周辺でも開発を進めている。

既存の町に必要な設備・機能を加えて、「Share金沢」のように活性化させていく構想だ。

能登半島の輪島市でもプロジェクトを進行中。ゴルフカートを移動手段に用いたり、空き家を有効に活用したりする試みも始めた。

こうした新たな「日本版CCRC」でも、「ごちゃ混ぜが生む化学反応」を大切にしているという。


医療資源に地域格差!? 

3分の1の市町村に24時間体制の医療機関がない… 
在宅医療が現場に浸透するまでの道のりは困難?

2016/08/04

「 #施設から在宅へ 」

国の医療政策の流れです。

社会保障費の膨張から、国は「 #在宅医療 」を推進しています。

それは、「地域包括ケアシステム」の存在からも明らかであると言えるでしょう。

「地域包括ケアシステム」とは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう、住まい、医療、介護、生活支援が一体的に提供される社会基盤のこと。

たとえ認知症を患ったとしても、ボランティアや訪問介護などを利用して、在宅で医療、介護を受けられる体制づくりが進みます。

「地域包括ケアシステム」構築において、「在宅医療」は要となる存在です。

今回は「在宅医療」に関する現状と課題について整理します。

「 #在宅死 」の割合は「在宅医療」の地域間格差を示唆している

厚生労働省は今月6日、自宅で亡くなった人が死亡者全体に占める割合を市区町村ごとにまとめたデータを公表しました。

このデータによると、「在宅死」の割合の全国平均は12.8%(2014年)。

63年前の1951年は、82.5%でした。

「在宅死」の割合がこの60年間で急減する一方、病院での死亡の割合は9.1%(1951年)から75.2%(2014年)にまで上昇。

実に4分の3の高齢者が、病院で亡くなっていることがわかりました。

市区町村の規模別に見ると、人口5万人以上20万人未満で「在宅死」の割合が最も高かったのは、兵庫県豊岡市の25.6%。

次いで、東京都中央区の21.5%、千葉県浦安市の20.5%と続きます。

一方、最も低かったのは愛知県蒲郡市の5.5%。

2番目は佐賀県武雄市の5.7%、3番目は群馬県沼田市の6.4%でした。

人口20万人以上の都市では、神奈川県横須賀市の22.9%が最高。

最低は鹿児島県鹿児島市の8.0%で、両者の開きは2.86倍でした。


各地の「在宅死」の割合には、サービスの充実度が影響している可能性があります。


例えば、夜間も含めて往診を行う「在宅療養支援診療所」のない市区町村(493か所)の76.3%は、「在宅死」の割合が平均以下であることがわかっています。

つまり、病院に行けず(行かず)、やむなく在宅で死亡した高齢者がいる可能性が示唆されたのです。

地域によって、医療格差があることは周知の事実ですが、「在宅医療」の推進にとって大きな問題です。

このことについて、厚生労働省は、「『在宅死』の実情とサービスの充実度の因果関係をより詳しく分析していく」と話しています。


「在宅医療」の資源は全国的に不十分で、地域差もあるのが実情


ここで、「在宅医療」に必要な体制について詳しく解説していきましょう。


「在宅医療」の体制については、都道府県が策定する「 #医療計画 」をベースに進められています。


「在宅医療」に求められる医療機能は、「#退院支援」「#日常の療養支援」「#急変時の対応」「#看取り」の4つ。

「退院支援」とは、入院医療機関と在宅医療機関(訪問看護事業所など)との連携により、切れ目のない継続的な医療体制を確保することです。

「単身高齢者の急増」という報道をよく目にしますが、こうした状況にいる高齢者の場合、退院しても適切な行き場がないケースも考えられます。

そのため、「退院調整支援担当者」と呼ばれる看護師が高齢者の退院をコーディネートします。

厚生労働省の「医療施設調査」によると、全病院の約4割が配置済。

一施設あたりの「退院調整支援担当者」は2.8人となっています。


次に「日常の療養支援」です。

「日常の療養支援」とは、患者の疾患、重症度に応じた医療(緩和ケアを含む)が医師や看護師、介護士などの多職種協働により、できる限り住み慣れた地域で継続的、包括的に提供されることです。

日常的な訪問診療に対応する医療機関の数は増加傾向にあるものの、診療所では全体の約20%、病院では全体の約30%に留まっています。


そして「急変時の対応」です。

「急変時の対応」とは、在宅療養者の病状の急変時に対応できるよう、在宅医療を担う病院や診療所、訪問看護事業所などが連携し、診療体制を確保することです。


高齢者は、いつ病状が変化するかわからない身体。

24時間体制で医療が提供される必要があります。

ここで大きな役割を担うのが「在宅療養支援診療所」。

全国では14,662施設ありますが、上述した通り、未だにない市区町村が493か所あります。

全国の市区町村数は2014年4月時点で1,718か所ですから、およそ3分の1の市区町村にないとわかります。

最後に「看取り」です。

「看取り」とは、住み慣れた自宅や介護施設など、患者が望む場所で看取れる体制を確保することです。

実は、「患者が望む場所」というのがポイントです。


内閣府の「 #平成24年度高齢者の健康に関する意識調査 」によると、高齢者の55%が自宅で最期を迎えたいと望んでいます。


国が「在宅医療」を推進するのは、地域包括ケアシステムの構築や社会保障費の膨張が主な理由です。

とはいえ、国民が望んでいることでもあると言えそうです。

しかしながら、在宅での看取りを行っている医療機関の数は年々増加しているものの、病院、診療所とも全体の約5%に過ぎません。

「在宅医療」に求められる医療機能である「退院支援」「日常の療養支援」「急変時の対応」「看取り」のいずれも十分には確保されておらず、地域差もあると言えそうです。


現在、市区町村が実施中の「在宅医療・介護連携推進事業」は「在宅医療」推進のポイント

こうした現状を受けて、厚生労働省は昨年より「在宅医療・介護連携推進事業」を行っています。

この事業は、介護保険法の地域支援事業に位置付けられているもので、市区町村が主体となり、郡市区医師会などと連携して取り組むものです。

郡市区医師会や市区町村役場または地域包括支援センターに設置され、地域の医療、介護関係者、地域包括支援センターなどからの相談を受け付けるほか、在宅医療・介護連携に関する情報提供を行います。

こうした中間的な組織を設けることにより、「在宅医療」体制の構築のスピードアップを図る方針です。


この「 #在宅医療・介護連携推進事業 」は、2018年4月までには、すべての市区町村で実施される必要があります。

ところが、現在のところ、「実施していない」市区町村は351か所に上り、地域差も顕著。

北海道や山形県、福岡県などの市区町村では実施率が低く、今後の動向に注目が集まります。


「在宅医療」の充実は、地域包括ケアシステムの構築と高齢者の「在宅死」という要望を叶える!?


これまで見てきた通り、「在宅医療」の資源は全国的にも不足しており、「在宅療養支援診療所」がない市区町村が493か所も存在することがわかりました。

国は「在宅医療・介護連携推進事業」を通して、地域包括ケアシステム構築に向けた「在宅医療」の充実を図る必要があります。


「在宅医療」には、医師の地域偏在など、この記事では触れなかった問題もあります。

およそ半数の高齢者が、最期を迎えたい場所に選んでいる自宅。

「在宅医療」の充実は、社会保障費の膨張を止め、高齢者の「在宅死」という要望を叶える一手になるのでしょうか。今後に注目しましょう。

『日本版CCRC』が進まない理由の一つ? 
東京都の元気な高齢者は約7割が「今の家を希望」

2016/11/12


毎年、東京都は社会福祉や保健・医療の施策を推進する基本資料とするため、福祉の各分野において、ニーズの高いテーマを選定して『#東京都福祉保健基礎調査』を実施しています。

今年2016年に行われた調査の中では「高齢者の生活実態」という項目に注目が集まりました。

その「高齢者の生活実態」の中では、一人暮らし世帯の割合は21.4パーセント、夫婦のみの世帯が37.1パーセント。

年齢階級別では、75歳以上の後期高齢者の一人暮らし世帯の割合は、男性が15.3パーセント、女性が29.5パーセントと、女性の方が2倍近く多くなっています。


また、要介護・要支援認定を受けている高齢者を「もっとも長い時間」介護している人は「配偶者」が34.0パーセント、「子供」が28.1パーセント、「ホームヘルパーなどの介護職員」が25.3パーセント。

介護が必要となった場合、もっとも希望する在宅介護の在り方についての回答は「介護サービスを利用した介護」が59.4パーセントが半数を突破。

「家族や親族による介護」を受けるよりも多いという事実は、家族には迷惑をかけたくない意識の表れでしょうか。


そして、介護が必要になった場合でも「現在の住宅に住み続けたい」と考えている高齢者は49.5パーセント。


介護が必要にならないうちは72.0パーセントと、東京都内在住のお年寄りは、やはり都会を離れたくない人が大半だということがわかりました。


都市部の元気な高齢者に移住を促す『日本版CCRC』構想ですが、東京都の元気な高齢者の約7割は現状維持を望み「移住してもいい」と考える約3割をどのように誘致するかという問題となりそうです。


エンゼルケアとは?

〜看護師が患者さんに関わる最期のケアです

2016年10月3日


長い闘病生活、または突然の死。

すべての人間が迎える「死」の瞬間には患者さんが頑張った形跡、跡が残っています。

それらを整え、最期にふさわしい姿にすることが、「 #エンゼルケア 」です。


「死後の処置」という呼ばれ方もしていましたが、現在では「エンゼルケア」という呼び名が一般的になってきているのではないでしょうか。


点滴を抜針し止血する、創部をガーゼなどで綺麗に覆い、全身を清拭し、綺麗な着物に着替えるなど、最期の旅立ちに向けての準備をするわけです。


「エンゼルケア」は看護師だけでなく、患者さんの家族にとっても大切な行為です。

患者さんの死を受け入れ、患者さんを送り出すという行為は、「グリーフケア」にもつながります。


エンゼルケアの手順

使用する物品などは各施設により違いがあるかと思いますが、一般的なエンゼルケアは以下の手順になります。


1 医療器具や治療器具を取り除く

生体監視モニターや輸液などの治療でした器具などを、患者さんの身体から取り除きます。

抜針後はしっかりと圧迫止血をするようにしましょう。


2 家族との別れの時間を作る

患者さんの身体から不要な物を取り除いたら、しばらく患者さんと家族との時間を作ることが大切です。

突然の死、長い闘病生活の末の死、家族の思いは様々ですが、まずは患者さんの家族に「死」と向き合う時間を作ることは大切です。


3 排出物の処理

腹部を圧迫し、尿や便を排出させます。

無理に排出させる必要はなく、腹部を圧迫して、排出があれば綺麗に処理しましょう。


4全身清拭

全身の清拭を行います。

看護師だけで行うのではなく、家族に希望を確認し、一緒に行う場合もあります。

口腔内も併せてケアします。


5 詰め物

浸出液や排出物の流出を防ぐために詰め物をします。

綿を使用し、鼻、口、耳、肛門、腟などに詰め物をしていきますが特に鼻については、詰めすぎると顔貌が変化してしまう場合がありますので、注意しましょう。

最近では綿の代わりに、一定の時間で固まるゼリーを使用する場合や、詰め物をせずにご遺体を冷却し、流出物を防ぐ場合もあります。


6 着替え

一般的には浴衣などに着替えをする場合が多いですが、この際に注意すべき点として、襟は「左前」、帯は「縦結び」にするということです。

場合によっては浴衣ではなく、患者さんのお気に入りの服装に着替えさせることもあります。

ご家族と相談して準備をしてもらいましょう。


7 化粧

女性の場合は濃くなりすぎない程度に化粧をします。

男性の場合は髭を剃ります。

髪をブラッシングするなどして整えます。


8 手を合掌に

胸の上で、両手を組み合掌させます。

手は左手の親指が身体につくように、左手を手前に組ませます。

硬直するまでの間で、必要な時には包帯や合掌バンドにて手を固定する場合もあります。


9 お見送り

全てを整えたら、顔に白い布をかけます。

最後にご冥福をお祈りし、ご自宅にお見送りします。


最近のエンゼルケアの実態

葬祭業者の様々なサービスの拡大に伴い、最近では病院でのエンゼルケアは最小限にし、葬祭業者などによるエンゼルケアを希望される方も増えて来ています。


なかでも「#湯灌( #ゆかん )」という、ご遺体を入浴させ、清潔を整えるサービスが多く利用されています。

湯灌後に葬祭業者によって詰め物がされたり、化粧がされます。


この湯灌には来世に導かれるために現世の汚れをしっかりと洗い流すという意味と、赤ちゃんが生まれた時に産湯につかるように、新たな来世に生まれかわるためにという意味があるそうです。

患者さんの宗派や土地柄などによっても色々としきたりが違う場合もありますので、ご家族の意向をしっかりと確認しながら、エンゼルケアをおこないましょう。

グリーフワークの「12の段階」

#悲嘆を乗り越える12の段階提言者アルフォンスデーケン


人間が悲嘆を乗り越えていくまでの経過は、12の段階に分けられると言われています。

この12の段階を提言したのが、アルフォンス・デーケンです。

彼はドイツに生まれ、1959年に日本に来日しました。

上智大学で教鞭をとる一方で、生死学の権威として、厚生労働省のオブザーバーとして、「死」に対するテーマの有識者会議などにも参加していました。

癌の告知をしなかった時代に、「癌患者への告知は行うべきだ」という考えを、日本国内で唱え、生死学においては日本の代表的な人物です。

彼が提唱した12段階が以下のとおりです。


12段階の詳細

<第一段階>:精神的打撃と麻痺状態

愛する人の死という衝撃によって一時的に現実感覚が麻痺する。


<第二段階>:否認

感情、理性ともに、相手の死を否定する。


<第三段階>:パニック

身近な死に直面した恐怖による極度のパニック。


<第四段階>:怒りと不当感

不当な苦しみを負わされたという感情から強い怒りを感じる。


<第五段階>:敵意と妬み

周囲の人々や個人に対して、やり場のない思いを敵意としてぶつける。


<第六段階>:罪意識

悲嘆の行為を代表する反応で、過去の行いを悔やみ自分を責める。


<第七段階>:空想形成

空想や仮想の中で、まだ故人が生きているかのように思い込み、そのように振る舞う。


<第八段階>:孤独感と抑鬱

取り残されてしまったという孤独感で抑鬱状態になる。


<第九段階>:精神的混乱と無関心

日々の生活を見失った空虚さから、どうしていのかわからなくなる。


<第十段階>:あきらめ、受容

自分の置かれた状況を「明らか」に見つめ、勇気を持って現実に直面しようとする。


<第十一段階>:新しい希望、ユーモアと笑いの再構築

ユーモアと笑いは健康的な生活を送る上で欠かせないもので、この復活は悲嘆を乗り越えつつあるしるし。


<第十二段階>:立ち直りの段階 新しいアイデンティティの誕生

以前の自分に戻るのではなく、苦悩に満ちた悲嘆のプロセルを経て、より成熟した人格者として生まれ変わる。


この12の段階が、悲嘆のプロセスとされていますが、そのプロセスは前後することもあり、また同時に起こることもあり、さらには段階を飛び越える場合もあると言われています。

Heartstrings OST: Because I Miss You (Jung Yong Hwa of CN Blue)

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