#介護って(7)... #ロコモは要支援要介護原因第1位!!! 『#運動器症候群』
#ロコモティブシンドロームという言葉をご存知でしょうか。
ロコモティブシンドローム(通称”ロコモ”)は『運動器症候群』とも呼ばれ、運動器(身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称)に障害が起こることを意味します。
立つ機能や歩く機能などが衰え、それが進行するにつれて日常生活に支障をきたしてしまうようになるのです。
”運動器”が衰えるのは30代から
体の運動器は年齢を重ねるとともに衰えていきます。
運動器とは、骨や筋肉、関節、椎間板や軟骨など、体をさまざまな方向に動かすことのできるものを指しますが、それらが衰え、生活において自立できる度合いが低くなることで結果として介護が必要になるのです。
運動器は足腰を中心に30代から衰え始め、50歳を過ぎると急激に低下、筋肉量は20歳から75歳までの50年間で半分も減少すると言われています。
なんと40歳以上の人のうち約8割がロコモおよび予備軍と考えられているのです。
現在ほど寿命が長くなかった時代では、老いと運動器の関係について深く考えられることがありませんでした。
ロコモは、超高齢社会を迎えた日本ならではの言葉なのです。
超高齢社会の渦中、ロコモ患者が増加!
ところで、ロコモは『寝たきり』を招く原因のひとつとして注目されています。加齢とともに、下半身を中心として筋肉量や骨量などが衰え、将来的な寝たきりにつながってしまうのです。
超高齢社会の進行に伴った平均寿命が伸びとともに、運動器の障害が増えています。
この運動器の障害をきっかけとして、要支援・要介護となる割合がもっとも多く、全体の25%を占めているのです。
要支援・要介護になる原因は脳卒中や認知症、高齢による衰弱などが挙げられますが、体の運動器が衰えて介護が必要になるというケースが多発しています。
ロコモは「まだ」聞き慣れない言葉ではありますが、予防を意識することはとても大切だと言えるでしょう。
日本整形外科学会の”自己チェック項目”
ロコモの概念を提唱した日本整形外科学会では、ロコモの自己チェック項目を発表しており、下記の7つの項目を使って簡単にロコモ診断をすることができます。
7つの項目にすべてあてはまると、運動器が衰えている可能性も。
ひとつでも当てはまれば、ロコモを疑い始める必要があるかもしれません。
靴下を片足立ちではくことができない
家の中でつまずいたり、滑る時がある
掃除機や布団の上げ下ろしなど、重たい家事がつらい
2kgのものを持ち歩くことが辛い
歩くのは15分が限度
青信号のうちに横断歩道を渡ることができない
ロコモの可能性を感じたらすぐに検診!
これらのチェック項目を見て、自分自身や家族が当てはまっていないかどうかを確認してみましょう。
体の下半身を中心として筋力が衰えていると感じた場合は、まず医師の診察を受けるのが最適でしょう。
また、ロコモは放置しておくと、加齢とともに悪化していきます。
そのため、上記のチェックリストも年を重ねるにつれてできないことが増えていきます。
若年者にとってもは簡単に思えることばかりかもしれませんが、年齢を重ねるごとに、このテストをクリアすることは難しくなるのです。
チェックリストは普段の動作において、若い頃できたことができなくなりつつあることを確認するためのものでもあります。
今はまだ介護とは無関係と思っていても、確実に体内の運動器は衰えていますので、現在の体がどの程度のものなのかをチェックすることは重要となります。
ロコモを予防する運動、ロコモの進行を防ぐためのトレーニングとして「ロコトレ」があります。
ロコトレは2つだけのシンプルなもので毎日続けることができます。
ロコトレを行って、下半身を重点的にトレーニングしてみましょう。
ロコトレ1:片足立ちをして、バランス能力を鍛える
まずは片足立ちです。
1日に3回、片足1分ずつ、左右交互に行います。
注意点は手すりのような掴まるものがある状態行うということ。
まずは片足が床につかない程度に上げて、バランス能力を身につけましょう。
ロコトレ2:軽いスクワットして、下半身の筋力をつける
もうひとつは軽いスクワットです。
足を肩幅よりも少し広げ、つま先を30度程度開きます。
次に足を折り曲げて、つま先よりも膝が出ない程度に体を沈めていきます。
もしもできない場合は、椅子に腰掛けて机に手足をつき、立ち上がる動作を繰り返します。
この繰り返しを5回程度、1日3回行うとなお効果的です。
どちらも軽い運動ですが、筋力は使うと筋繊維が損傷して回復する過程でパワーアップしますので、下半身が弱まるのを防いでくれます。
ロコモ予防には”習慣化”が必要不可欠!
ロコモという新しい概念は超高齢社会の現代において誕生。
ロコモは放置しておくと、運動器の機能低下や筋力や骨量の低下によって、徐々に足腰の機能が悪化するということを意味していました。
高齢になったときに要支援、要介護の原因となってしまう可能性があり、とても重大な問題です。
今はまだロコトレが不要な年齢であったとしても、早期にトレーニングをスタートすることは非常に有意義なことです。
1日数分のトレーニングで筋力の低下を防ぐことができるロコトレ、まずは一日一回から習慣化してみてはいかがでしょうか。
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