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高齢者の糖尿病患者は475万人!?

日本の糖尿病患者数は約950万人で、その半数が65歳以上の高齢者。



#高齢者の病気症状 ..  以降は、これらの病気症状を取り上げます.

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高齢者の糖尿病患者は475万人!?  合併症がある場合が多い...


糖尿病患者がかかりやすい合併症について

高血圧や歯周病、動脈硬化や骨粗鬆症やガンなど、糖尿病以外の疾患を抱えている方が多いもの。また昨今の研究では、認知症との関連性も指摘されています。

これらの疾患は、糖尿病が要因となっているケースもあれば、逆にこれらの疾患が糖尿病の要因となっている場合もあります。

つまり、その双方を同時に治療していかなければならないのです。


体調管理が難しい

糖尿病になると、風邪や熱中症にかかりやすくなります。

その結果、腎臓の働きが弱り、高血糖を引き起こして救急車を呼ぶような騒動にまで発展することもあります。

高齢の方は基本的に、腎臓の働きが衰えを見せているもの。

そこに、さらなるダメージを受けてしまうと、大変な事になってしまうのです。


治療が困難

インスリン注射や血糖測定が必要な高齢の糖尿病患者の中には、介護をしてくれる方がいないために、そのような日々の糖尿病治療はもちろん、通院もままならない方が大勢いるというのが現状のようです。


高齢者ならではの糖尿病治療法は

運動は無理せず

糖尿病治療としての適度な運動

糖尿病に運動療法は欠かせませんが、高齢の方の場合、無理のない範囲で無理のない時間、運動をする事が重要。無理すると、転んでしまったり熱中症になってしまったりします。

適度に休憩を入れて、無理のないウォーキングなどを行っていきましょう。

その際、水分補給も忘れずに。


外食に注意

糖尿病患者は治療のために外食には注意しなければならない。

糖尿病の場合、塩分や糖分が多い食事を続ける事はNG。

高齢者に意外と多いのが「外食が唯一の楽しみ」という方ですが、飲食店のメニューでは塩分や糖分が多く含まれることがあるので、糖尿病の元凶とも言える肥満に陥りがちに。

頻繁な外食には注意したいところです。


またご自宅における食事についても、糖尿病の食事療法となるような栄養バランスの取れた食事を心がけなければなりませんが、ご高齢の方の場合、今までの生活習慣から抜け出すのが困難で、これがなかなか難しいという方も多いです。

ご自身で調理されるのが難しいという場合は、家族に頼ったり、また昨今では高齢者用の配食サービスも充実してきていますので、そうしたサービスを活用するのも一案ではないでしょうか。


こんな症状はありませんか?

 糖尿病はサイレントキラーとも呼ばれ、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。ですので、下記のような症状がある場合は、すでに糖尿病がある程度進行している可能性があります。


尿(おしっこ)の回数が多い、又は尿の量が多い

尿の回数が多い 糖尿病になると、ブドウ糖をエネルギーとして消費する力が弱まるため、血液中のブドウ糖が増え、血糖値が高い状態になります。

血糖値が高い状態が続くと、尿の中にブドウ糖が混ざって排出されます。

尿にブドウ糖が混ざっていると、尿から甘い臭いがしたり、泡立ちやすくなります。


やたらと喉が乾くようになった

喉が渇く 糖尿病になると尿の回数や量が多くなりますので、身体の水分を補給するため、身体が水分をたくさん欲するようになります。

頻尿になったり、よく喉が乾いて水分をたくさん飲むのは、糖尿病の代表的な症状の1つです。


いつも通り食べているのに痩せる

糖尿病になると、血液中のブドウ糖をエネルギーに変えることができなくなるため、筋肉や脂肪に蓄えられたグリコーゲンをエネルギーとして使います。

その際、筋肉や脂肪が分解されますので、いくら食べても痩せるのです。

この症状がある場合、糖尿病がかなり進行している可能性があります。


身体がだるい・疲れやすい

倦怠感 糖尿病になると、血液中のブドウ糖をエネルギーに変えることができなくなるため、疲れやすくなり、休んでも疲れがなかなかとれないという症状がでます。


他の症状

糖尿病の症状は、上記のようなものが代表的なものですが、他にも、目がかすむ(視力障害)、立ちくらみ、手足のしびれ、インポテンツ(性欲減退)、月経異常(女性の場合)などの症状が出ることがあります。


ケトアシドーシス(糖尿病性昏睡)

ケトアシドーシス昏睡 糖尿病の症状の中で、突然意識不明になり倒れることがあるのが、ケトアシドーシス(糖尿病性昏睡)です。

この症状は、糖尿病になるとインスリンが不足して、ブドウ糖がエネルギーとして使われないため、身体は代わりに脂肪を分解してエネルギーとして使おうとしますが、脂肪が分解される際にケトン体という物質ができます。

血液中にこのケトン体が増えると、身体がだるくなってきて、めまいや吐き気が始まり、腹痛が起こり、やがて突然意識を失い倒れるのです。


糖尿病の治療の流れ

糖尿病の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法の3本柱で進めていきます。

まずは下記の糖尿病の治療の流れをご覧ください。

食事療法

糖尿病の治療で1番重要なのが食事療法です。

糖尿病は食事によって体内に取り込んだブドウ糖をうまく代謝できなくなり、すい臓が疲弊し、さまざまな合併症を引き起こす病気です。

ですので、食事で体内に取り入れるブドウ糖(炭水化物)の量を制限することで、すい臓の負担を和らげ、血糖値の上昇を防ぎます。

また、栄養バランスの良い食事をすることで、血糖値の上昇を緩やかにし、合併症の発症を予防します。


運動療法

糖尿病と肥満は深く関係しており、肥満を防ぐことで糖尿病の予防になり、肥満を解消することで、糖尿病の進行を防ぐことにもなります。

特に、内臓脂肪が増えると、異常な脂肪細胞が増えて、そこからインスリンの働きを悪くするホルモンを分泌します。

ウォーキングなどの有酸素運動、筋力トレーニング、ストレッチなどを継続的に行うことで、血糖値を下げることもできますし、筋肉量が増えると、筋肉に蓄えられるブドウ糖の量が増えますので、血中の血糖値が上がりにくい体になります。


薬物療法

食事療法と運動療法を行っても、血糖のコントロールが充分でない場合は、薬物療法を行います。薬物療法には、飲み薬と注射があります。

糖尿病の治療というと、インスリンの注射(インスリン療法)を思い浮かべる人が多いですが、たいていは飲み薬だけでコントロールできる場合が多いです。



糖尿病の血糖値検査の種類

糖尿病の血糖値検査は4種類


血液検査 

糖尿病の診断は、

血液検査(血糖値検査)による「空腹時血糖値検査」と「HbA1c(ヘモグロビンA1c)値検査」の数値で判断します。


どちらも基準値以上であれば糖尿病と判断されますが、

どちらか一方だけ基準値以上の場合、「75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値検査」や「随時血糖値検査」などの再検査を行います。


なぜ糖尿病の検査では、何種類も検査をするのかというと、

血糖値は1日の内で常に変化しているからです。


これを血糖値の日内変動と言いますが、人間の身体は、食事をすると血糖値が一時的に上がります。そして、食後1~2時間が血糖値のピークとなり、元の血糖値の水準に戻ります。

初期の糖尿病では、空腹時血糖が正常でも、食後の血糖値がなかなか下がらないというケースが多いため、空腹時血糖値の検査だけでは十分でなく、他の検査も行うのです。


空腹時血糖値とHbA1c(ヘモグロビンA1c)値

この2つの血液検査が、糖尿病の血糖値検査の基本になります。

空腹時血糖値検査とは、検査前日の夜から飲食を控え、朝食を抜いた空腹時の血糖値を測定します。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)値検査とは、赤血球のヘモグロビンのうち、血中のブドウ糖と結合しているヘモグロビンの割合を調べる検査です。

ヘモグロビンの寿命は約4ヶ月であり、この検査の結果が、直近2~3ヶ月の血糖値の推移を反映する指標とされています。 

このため、HbA1c値検査では空腹時血糖値では見過ごされやすいタイプの糖尿病を診断することができます。


75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値と随時血糖値

空腹時血糖値とHbA1c(ヘモグロビンA1c)値の、どちらか一方だけ基準値以上の場合再検査となり、「75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値検査」や「随時血糖値検査」などの検査を行います。

75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値検査とは、前夜21時以後絶食として、翌日の朝空腹のままブドウ糖75gを溶かした水を飲み、2時間後に採血し血糖値を測定します。食後の血糖値の状態を測定できます。

随時血糖値検査とは、時間を決めず随時採血して血糖値の状態を測定する検査です。

健康な人はいつ採血をしても、血糖値がある一定の範囲で保たれています。

糖尿病の血糖値検査にはさまざまありますが、血糖値の状態だけでなく、肥満度・遺伝性・高血圧・喫煙状況・合併症などを総合的に判断して、糖尿病かどうか診断されます。

糖尿病の治療で使うお薬一覧表

6タイプの薬、「インクレチン関連薬」「スルフォニル尿素薬(SU薬)」「グリニド薬」「α-グルコシダーゼ阻害薬 」「ビグアナイド薬(BG薬)」「チアゾリジン薬(インスリン抵抗性改善薬)」の薬の名称やメーカー、用法・用量について、一覧表にしてまとめてみました!

インスリン製剤の種類と効き方

インスリン製剤による効き方の違い

インスリン療法では、インスリン製剤が入った注射をします。

インスリン製剤には、効果が出るまでの時間や、効果の持続時間により、超速効型・速効型・中間型・混合型・持効型の5種類に分けられます。

下記にそれぞれのタイプの特徴をイメージ化してみました。

超速効型や速攻型は、食後の血糖値をすばやく下げる効果があり、時効型はほぼ1日中効いて、1日を通して血糖値を低く抑えます。中間型や混合型は、速攻型や時効型のいいところを組み合わせたような効き方をします。

どのタイプの薬をどれくらい注射するかというのは、患者さんの状態や血糖値の状態によって違います。注射が1日1回の場合もあれば、4回打つ場合もあります。


主なインスリン製剤

市販されているインスリン製剤は下記です。薬の効き方によって分類しています。

糖尿病の状態を調べる検査

糖尿病の検査 糖尿病の検査には、一般的に血糖値を調べるために行われる、空腹時血糖値検査・HbA1c(ヘモグロビンA1c)値検査・75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値検査・随時血糖値検査以外にも、糖尿病の状態をさまざまな角度から詳しく知るために、次のような検査が行われることがあります。

糖尿病の合併症を調べる検査

糖尿病はさまざまな合併症を引き起こす病気ですので、初期の段階でも、合併症の検査を定期的に行います。

糖尿病で行われる合併症の検査は下記のようなものがあります。

糖尿病に適した飲み物


水、ミネラルウォーター


お茶(ウーロン茶、麦茶、緑茶、紅茶等)

お茶葉を使ったお茶以外にも、豆茶や麦茶、ドクダミ茶などいろいろな種類がありますが、基本的にはどれを飲んでも問題ありません。

ただし、よくわからない健康茶は飲まない方が無難です。

紅茶を飲むときは、砂糖を入れないのが原則。

甘みが欲しい時は少量の人工甘味料で代用しましょう。

お茶の中には、糖尿病に+に働くといわれているものもあります。

緑茶…緑茶をマウスに飲ませて運動させたところ、糖尿病の改善が見られたことが注目されています。

また、緑茶ポリフェノールには、肥満を予防する効果があるとも言われています。

ウーロン茶…サントリーの研究センターによると、糖尿病の経口血糖降下薬を使用している糖尿病の患者さんに、毎日濃いウーロン茶を1.5L飲んでもらったところ、水を飲んだだけのグループに比べて血糖値の改善が見られたそうです。

麦茶…全国麦茶工業協同組合のサイト内、麦茶の効能の中に、麦茶には糖尿病合併症を防ぐ効果があることが記載されています。


コーヒー

糖尿病の予防効果があることで話題になっているのがコーヒーです。

ですが間違えてはいけないのがあるのはあくまでも糖尿病の「予防効果」だということ。

過去にはカフェインが血糖値を上げるという研究報告もありました(Diabetes Care 2008/2)。すでに糖尿病になっている方は飲み過ぎ厳禁です。

ではなぜ糖尿病の方にオススメなのでしょうか?

それはコーヒー好きな方にとってコーヒーを飲むことが一種のストレス発散になるからです。ストレスは糖尿病の方の大敵です。ストレスを感じるだけで、血糖値を上げる様々ホルモンが体内に放出されてしまいます。

あくまでも嗜好品なので、水代わりに飲むことはお勧めしません。

飲むときは、ブラックが基本です。

使うのであれば少量のミルクや甘味料にしましょう。

特に注意していただきたいのが缶コーヒーです。

清涼飲料水と匹敵する量の砂糖が入っているものもあり、自動販売機では成分を確認することもできません。様々なメーカーからゼロ系の缶コーヒーも発売されています。


糖質関係の特定保健用食品(トクホ)

特定保健用食品とは、保健機能成分を含んだ食品です。

科学的根拠を元に、個別に厚生労働省の認可を受けています。

あくまでも食生活をサポートするものであって、大量に摂取したことによって疾病が治るようなものではありません。

普通のお茶を飲むよりはトクホのお茶の方が良いよね!位に受け止めてもらえればと思います。

糖尿病の方が気になる血糖値に関連しそうな代表的なトクホは以下のものです。

お茶以外にも炭酸飲料などもあり、バリエーションが豊かになりました。


からだすこやか茶W

健茶王

賢者の食卓 ダブルサポート

十六茶W

三ツ矢サイダー プラス

グルコケア

この類のトクホの保健機能成分は「難消化性デキストリン」です。

食物繊維の一種で、腸で糖質が吸収されるのを防ぐ効果があるといわれています。

難消化性デキストリンは、脂肪の吸収を抑えるタイプのトクホにも含まれています。


甘酒...甘酒には、人体に必要な栄養が豊富に含まれていて”飲む点滴“とも呼ばれる優れた飲み物です。

甘酒は大きく分けて2つの種類の甘酒が存在しており、酒粕ベースで作られる甘酒と米麹ベースで作られる甘酒が一般的です。

ベースとなる材料の違いから、この2つはそれぞれ違った特徴を持っています。


酒粕ベース

食物繊維が豊富

アルコールが入っている

お米から絞りとっているため、ミネラル分が少ない

製造過程で糖類を入れているため、米麹ベースよりカロリーが高い

お酒造りで出てしまう副産物(酒粕)を利用しているため、米麹ベースより販売価格が安価


米麹ベース

食物繊維が少ない

アルコール度数は0.00%

お米のミネラル分がしっかりと残っている

糖類を使用しないため、酒粕ベースよりカロリーが低い

米麹とお米から作られるため、酒粕ベースより販売価格が割高


様々な面で正反対の性質を持っている。

これを踏まえて、糖尿病の方はどちらを飲めばいいのかをご案内!


糖尿病でも甘酒を飲める!!!


先ほど比較したように2つの甘酒にはたくさんの違いがありますが、糖尿病に関係のある部分といえば糖分とアルコールですね。

米麹ベースの甘みはお米と米麹から生まれる”ブドウ糖”によるものです。


米麹ベースの甘酒のおよそ20%がブドウ糖ですから、砂糖やアルコールが入っていないとは言え糖尿病患者の方や予備軍の方は注意が必要です。


酒粕ベースの場合は砂糖などの糖類を加えることで甘みを出していますから、「酒粕ベースは糖分もアルコールもあるからダメ」と思われるかもしれませんが、ちょっと待って下さい!

実は、酒粕ベースの甘酒には糖の吸収を抑制する成分が入っているのです。

更にタンパク質の分解を促す成分も入っているため、タンパク質による血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。


どちらの甘酒も一日の摂取量の目安は200mlとされていて、きちんと上限を決めて取り込むことが大切です。



食事療法...

カロリーだけの制限とせずに糖質にも気を付けて

カロリー制限をすることで、糖質(炭水化物)ばかりをとってしまっているような人は、玄米や雑穀、全粒粉のパンなどに切り替えるところから始めてみましょう。

また料理なども砂糖ではなく、還元麦芽糖、水あめ、麦芽糖など多糖類を使うようにするだけで、食後の血糖値の上昇を少しゆるやかにすることができます。

できたら夕食時のみ主食をなくす(または、食物繊維を含む玄米を少しだけ食べる)方法などを試してみるのもいいでしょう。

糖尿病予防の食材とレシピの注意点


糖分は砂糖だけではない炭水化物も糖分になりますね。

食品のうち、主食となる穀類について GI値 を調べながらお勧め食材をあげています。


ちなみにGI値というのは、食後の糖分が血液の中に吸収され、血糖値を上昇させるスピードのことです。

お米であれば、玄米、麺類であれば、そば、そして、パンの場合は、全粒粉やライ麦パンがベストになります。

その数値は、どの場合もほぼ倍以上の危険性があるもので、是非ともどの食材がいいのか知っておいてください。


野菜や穀物が血糖値対策として良い理由のひとつに食物繊維があります。

というのも、食物繊維には糖の吸収を穏やかにする効果を期待することができ、その結果、食後血糖値の上昇を緩やかにすることも期待できるからです。

ただし、穀物類でも白米のような精米された米はGI値が高く、血糖値を上げる食品なので注意が必要です。

穀物類なら、玄米や麦で精米されていないものが、血糖値対策としては良いとされています。

あと、ブロッコリーにはインスリンの分泌を良くするクロムという成分が含まれているので、血糖値対策をすることを考えると積極的に摂りたい食品と言えるでしょう。

注意点として、野菜と言っても、じゃがいもとにんじんはGI値が高く、血糖値を上げる要素となります。あまり多い量は食べない方がよいと思います。


魚介類の中で血糖値を下げる効果が期待できる成分にEPAという脂肪酸があります。

このほかにも青魚に多く含まれているDHAも同じように血糖値対策としては良いと言われています。

青魚などに多く含まれるEPAやDHAにはインスリンの分泌やインスリン抵抗性を改善する働きがあるという報告もあり、これを食べれば血糖値がグングン下がる、というものではありませんが、血糖値対策をするうえで、日々の食事に取り入れるのは良いことだと考えられます。


あと、腸のパワーを引き出すのに、はじめに魚を食べるとよいらしいです。

先に魚を食べることでスイッチとなり、インスリンの分泌を促す指令が出るんだそうです。このほかにも青魚は血液サラサラや中性脂肪にも良いと言われているので、健康的にもオススメできる食品と言えるでしょう。


たこ、いか、貝類も血糖値対策におすすめ

タウリンという成分は肝臓に良いと言われており、さらに、インスリンの働きを良くする作用にも期待できるのです。

インスリンの分泌が良くなるということは、血糖値を下げる効果にも期待できるということです。

そのことをふまえると、血糖値対策に役立つ食品と言えるんじゃないかと思います。

次に、あさりなどの貝類にも、クロムというインスリンの働きを良くしてくれる成分が含まれているので、たこ、いか、と同じように血糖値を下げる食品として積極的に摂るようにするといいと思います。


血糖値を下げる食べ物と食事


糖質制限食

「炭水化物制限食」の特徴

1.朝食と夕食は主食抜き。昼食のみ適量の主食を取る

2.昼食の主食以外、でんぷんや砂糖などの糖質の多い食品は不可

3.副食はたんぱく質と脂肪を主に含む食品を中心にする

4.脂肪の摂取を特に制限しないので、炒め物、揚げ物を含め、ほとんどの調理法が可

5.晩酌は、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を適量ならば可


つまり、ほとんど主食をとらないように心掛けて、野菜や肉中心の食事を推奨しています。

食後の血糖値を急激にあげないことから、糖尿病に有効な方法といえます。


しかし、この方法だと必要なカロリーのほとんどをたんぱく質と脂質で補うため、肥満や高血圧などを合併している人には好ましい方法とは言えないこともあります。

また、腎機能が低下している人の場合は、たんぱく質が腎臓に負担となるので、絶対に行ってはいけません。

また、これは開始直後から効果があるため、 経口血糖降下剤内服やインスリン注射をしている人は 低血糖状態になる可能性があり、「炭水化物制限食」の実施にはとても注意が必要です。

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糖尿病でも安心して旅行したい!

糖尿病患者さんは「原則禁酒」!

◆飲酒が許可される条件例

血糖コントロールが良好で安定している

肥満でない、体重管理ができている

合併症やその他の病気がない

飲酒を自分で止める自制心がある

 

※これに限らず、必ず医師の指示に従ってください。

ただし、医師によって飲酒OKが出た場合にも、あくまで「適量(一般的には1日のアルコール量20g程度まで)」、必ず医師の指示に従いましょう。


飲む前に、飲んでも良い量をきちんと把握し、「もっと飲みたい」と思っても我慢できるかを自分に問いましょう。

自分でコントロールできれば、糖尿病患者さんでもお酒とうまく付き合っていくことができるでしょう。


◎アルコール量20gの目安

ビール 缶ビール1本(350ml)

日本酒 1合弱(140ml)

ワイン グラス2杯(200ml)

焼酎 ショットグラス1杯(60ml)



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