障害者働く「#ともしびショップ」...

#障害者働く「 #ともしびショップ 」 各地に広がる

2017年1月31日07時23分

障害者が働く喫茶やパン店は神奈川県内各地にある。

かつては親の会などが市民と接する場として始めることが多く、近年は法人が運営する店が増えてきたという。

はやりのコーヒーショップとはひと味違う、ゆったりとした接客が魅力だ。


障害者はなぜ人里離れた施設で生涯を送らなければならないのか?

やまゆり園事件から半年~「ともに生きる」とはどういう意味なのか?


海老名市役所1階にある「ともしびショップ ぱれっと」。


昼が近づくと次々に客が訪れ、12あるテーブルが満席になった。

 「ナストマトのお客様って、大きい声で言ってね」。

調理場のスタッフが天野多恵さん(32)に声をかけ、パスタをお盆に載せた。

天野さんはそろりそろりと丁寧に運んでいく。

代表の藤田精子さん(63)は「ランチタイムは戦場です」。

 運営するのは、親や支援者で作る海老名市手をつなぐ育成会。

藤田さんはその会長で、自身も障害者の親だ。

障害者が市民と接し働く場として、2000年春に開店。

4人の知的障害者が働いている。

 「仕事は机を拭いたりスープをよそったり。すごく楽しい」と働き始めたばかりの堤勇太さん(20)。

福井美知子さん(48)は「ノロウイルスがあるので机を拭くのも気をつけないと」と話す。

「貯金して洋服や本を買うのが楽しみ」という篠田誠さん(41)は、働いて15年のベテランだ。

 チェーン店のようなマニュアルに沿った接客はできない。

それゆえの丁寧でゆったりとした雰囲気を、心地よいと感じる客に支持されているという。

 藤田さんは津久井やまゆり園の事件後、「障害者はかわいそうだから優しくしよう」という風潮を感じるという。

「本人は自分のことを不幸だなんて思っていない。

障害者にも生きがいがあるし、その存在に助けられる人もいる」。

店で接することで、そんなことも感じ取って欲しいという。


     ◇

「ともしびショップ」は1989年に県庁内に1号店が生まれた。

公共施設を中心に県内41カ所に広がり、県社会福祉協議会のウェブサイトに一覧がある。


横浜市が支援する「ふれあいショップ」も市内に9店舗。


社会福祉法人やNPO法人が独自に運営する店も県内各地にある。


横浜市旭区で障害者が働く喫茶など12店は昨年12月から、

「くらむぼんの地図 愉快なカフェスイーツ店マップ」を配っている。

スタンプラリー形式で、持参すると特典も。

問い合わせは喫茶カプカプ(045・953・6666)。


■神奈川県内に障害者40万人

 神奈川県の統計によると、県内の障害者の数は昨年度末時点で40万5643人。

   人口の4・4%がなんらかの障害を抱えている計算だ。


身体障害者がもっとも多く27万835人。

精神障害者は6万9814人。

知的障害者6万4994人と続く。


11年度末は全体で約35万6千人で、年々増加している。

社会の高齢化が進み、加齢のため障害を負う人が増えていることが一因という。


神奈川は全国的に見ると、入所施設で暮らす障害者が極めて少ない地域。


14年3月時点で施設に入所している人の数は5053人。

人口10万人あたりの入所者数は全国平均の104・2人に対し、神奈川県は56・5で全国最少という。


県障害福祉課は

「早い時期から地域で暮らしていく取り組みについて、障害者や家族、行政が協力して努力を積み重ねてきた結果が表れている」としている。


グループホームは増加が続いている。

06年度に3528人だった利用者数は、15年度には7294人まで増えた。

バリバラ 「 #LGBTの就労支援 」 japan

Published on Jan 2, 2017

バリバラ 障害者情報バラエティー 2015年8月23日 150823 内容:就労SP!シゴト体験 聴覚障害者×ホールスタッフ. 講師 人権 人生 LGBT 教育 性同一.


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