生きにくさを抱えた人びと(2)..... #悪循環に陥る女性 #70代女性ホームレス
時代に合わない売春防止法 女性を支援につなぐ新法求める動き
2016年12月16日
#売春防止法に基づく婦人保護事業に新法を求める動きが活発になってきた。
全国婦人保護施設等連絡協議会(全婦連、横田千代子会長)は今春、「 #女性自立支援法(仮称)」の骨子をまとめた。
女性ゆえの生きにくさを抱えた人に敷居の高い現行制度を改め、早く支援につなげて生き直しを支えることが狙いだ。
1956年5月の売春防止法公布から今年でちょうど60年。
全婦連は今後、新法の必要性を説明するキャラバンを組み、各地をまわる予定だ。
新法の検討は2015年7月から全婦連プロジェクトチームが進め、今年4月に骨子をまとめた。
売春した女性を「#要保護女子」という保護の客体ではなく権利の主体とすることが柱。
自立に向けて切れ目なく支援できる体制を目指す。
売春防止法第4章「保護更生」に位置付けられた婦人保護事業には、「収容」「指導」といった文言が残る。
障害や高齢など他の福祉分野は法改正が進んだのに対し、同法の骨格は60年間変わっていない。
行政の責務も明確でないことから周知は進まず、婦人保護施設の入所者は定員を大きく下回る。
施設の廃止も相次ぐ。
かといって、支援を要する女性がいない訳ではない。
むしろ、生きにくさは見えにくい形で広がる。
◆
そのことをよく知るのが、#NPO法人BONDプロジェクト(東京都渋谷区)の代表、橘ジュンさんだ。
「彼女たちは悩みを打ち明けるまで長い時間がかかり、自分で何とかしようとして問題を深刻にしている」と話す。
約10年前から、繁華街をさまよう女性に声を掛け、電話相談や面談につなげてきた橘さんは、自らの活動を「 #動く相談室 」と呼ぶ。
体から絞り出すように発せられた生い立ちは貧困、虐待、性暴力被害などさまざまだ。
生きにくさを抱えても頼る人や居場所のない彼女たちは行政の相談窓口を知らず、相談に行く力もない。
その点はほぼ共通という。
救いを求める先は闇の世界。
支配された性が生を脅かす悪循環に陥る女性は後を絶たない。
そんな現状に危機意識を持った東京都荒川区は14年5月、#自殺予防相談事業を同法人に委託。区内の駅前ビルに相談室を設けた。
「従来、公的な相談機関をあまり利用しなかった層への働き掛け」(同区障害者福祉課)を図り、安心できる居場所を目指すという。
70代・女性ホームレスの過酷な現実…500円で体を売って生活する日々
2017年1月15日 8時54分 日刊SPA!
先日、東京・多摩川の河川敷でリア充生活を送るホームレスたちの姿を報じたところ、大きな反響があった。だが、今でこそリア充生活を謳歌する多摩川ホームレスたちだが、もちろん彼らは少数派。都心で暮らす大多数のホームレスが日夜厳しい生活を送っているのが現実だ。前回は、東京と大阪のホームレス男性50代をレポートした。今回はそんな都心に暮らす女性のホームレスの過酷な現状を報告したい。
◆ホームレス歴30年の老婆が行う“ある施し”
浅草の雷門近くの公園。ここで30年間、路上生活を続けてきた深田絹江さん(仮名・70代後半)は、まさにそんな高齢ホームレスの典型。体力的に力仕事は無理だが、ある驚きの方法で収入を得ている。
「ずっと公園で寝る生活です。もう年でまともに働けないから、男の人に“施し”を受けて、なんとか生きています」
深田さんの語る「施し」とは“売春”を意味する。驚くべきことに、彼女は現役の売春婦なのだ。そもそも彼女は、どうしてホームレスになったのか。
「もう30年もやってるからね、理由なんて忘れちゃった。でもそんなものですよ。最初から家のない暮らしをしようと考える人なんていないんだから。みんな何かの拍子でホームレスになるの」
◆1000円とか、500円玉出して性的サービスも
彼女がよく座って客を取るという、浅草寺横の仲見世通りを案内してもらった。
「昔は気前よく5000円払ってくれる人もいたけど、数年前から金額が明らかに少なくなって。最近は1000円とか500円玉を出して『最後まで』なんて方もいます。ときどき冷やかしで若い人がきてね、『ババア気持ち悪いんだよ』とかなんとか言われたりもする。アナタたちに迷惑かけてないでしょって追い返すけどね」
顔中シワだらけの彼女のお客は「同じ年代のホームレス仲間が週1、2人やってくるだけ」だとか。
「昔はね、これでも週に1、2万円ぐらいは稼いでたのよ。今の稼ぎは食事代にすらならないけどないよりマシ。最近は段ボールで寝ていると体の節々が痛くなるし、もう長くないかもね……」
そう語る深田さんの背中はあまりに寂しい。
포맨(4men) - 사랑해도 괜찮니.wmv
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