生きにくさを抱えた人びと(7) .....  #ひきこもりの就労 #当事者らが考えるシンポジウム

ひきこもりの人たちの長期化や高年齢化が問題となる中、ひきこもりの当事者や経験者らが、就職や働くことについて、課題や解決策などを話し合うシンポジウムが、19日、東京都内で開かれました。

このシンポジウムは、ひきこもりの当事者や経験者らで作る全国ネットワークのNPO「Node」が開き、およそ200人が参加しました。

ひきこもりをめぐっては、長期化や高齢化が進み、働く意欲を無くす人も多い中、就職に向けた支援の在り方が課題になっていて、シンポジウムにはひきこもりの人たちを雇用している企業の担当者が招かれ、実践例を報告しました。

このうち、関東地方などで宿泊施設を運営している会社の担当者は、「体調の波があって突然来られなくなるなど、シフトを組むのに苦労するが、慣れてくるとやめずに長く続く人も多いので安心して任せられる」と紹介しました。

また、ひきこもりの人を職人として養成したうえで雇っている建築関連会社の担当者は、「仕事ぶりが丁寧で、まわりによい影響を与える面もあり、そのよさをさらに引き出していきたい」と話しました。

これに対して、8年間ひきこもった経験があるという30代の男性は、「正社員として1日8時間、フルタイムで働くのはやはり大変なので、短時間勤務など、多様な働き方が増えればいい」などと訴えました。

また、大阪に住む男性は、「ひきこもって仕事をしていない人は、まともではないと言われるのは、とてもしんどいことだ。働いている人たちと対話する場があったらいいと思う」と話しました。                                                          

                                                                                                  平成30年5月20日 4時33分


Eru(이루) _ 지우란 말 MV


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