外食でも #介護食を... 提供の飲食店をネットで紹介
2月5日 6時21分
食べ物をかんだり飲み込んだりする力が弱くなったお年寄りにも外食を楽しんでもらおうと、厚生労働省の研究班が「#介護食」を提供する飲食店の情報をまとめ、ホームページで公開する取り組みを始めました。
ホームページを作成したのは、東京医科歯科大学の戸原玄准教授らで作る厚生労働省の研究班です。
「介護食」は、かんだり飲み込んだりする力が衰えた高齢者などのために、食材を細かくしたり軟らかくしたりして食べやすく工夫した食事で、一般の飲食店でも提供するサービスが広がっています。
東京・台東区にある日本料理店では、事前に希望すればコースメニューの料理などをいったん食べやすくペースト状にしたうえで形を再現するなどして提供しています。
ホタテのソテーは、材料をミキサーにかけて軟らかくしたうえで味付けし、ホタテの形を再現したもので、口の中で溶けるような食感です。
この店のオーナーで、こうしたお年寄りなどの治療にもあたっている、歯科医師の萩野礼子さんは「人と一緒にコミュニケーションをとりながら食べることを楽しむため、ぜひ気軽に来てもらいたいです」と話していました。
研究班では、このように介護食を提供する飲食店の情報を集めて、研究班のホームページで地図やサービスの内容を公開する取り組みを始めました。
この中では、提供できる料理や店のバリアフリーへの対応などを紹介しています。
戸原准教授は「外食のために外出することはリハビリにもつながるので、将来的には日本のどこでもこうした外食ができるよう期待したい」と話しています。
吉野家、介護食に参入 施設向けに「牛丼の具」販売開始 年間700万食目指す
2017.2.6
牛丼の吉野家が介護食の分野に参入した。咀嚼・嚥下の機能が低下した高齢者を想定した「吉野家のやさしいごはん」を1日に発売。「うまい!やわらか!たべやすい!」がキャッチフレーズだ。当面は介護施設のみを対象とし、年間700万食の販売を目指すという。
新商品は食べやすい形状にアレンジした「牛丼の具」。弱い力でも噛めるよう小さく加工した「やわらかタイプ」と、舌で潰せるまで刻んだ「きざみタイプ」の2種類がある。1食あたりのエネルギー量は、やわらかタイプが114.8 kcal、きざみタイプが118.3 kcal。どちらも食塩相当量は0.9g、価格は280円で、電子レンジと湯せんで加熱できる。
吉野家の担当者は、「店舗で食べるのとほぼ同じ味が楽しめるのではないか。吉野家の牛丼をいつまでも美味しく、楽しく召し上がってもらいたい」と説明。今後の展開については、施設以外への販売やメニューの拡大も視野に検討を進めていくとしている。
유승우 (Yoo Seung Woo) - 선 (45.7cm) [feat. OOHYO (우효)] (ENG+HAN+ROM LYRICS)
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