相対的貧困の本質!! 【 #格差 #貧困 】
「他人の幸福は飯がまずい」という人
・・・(*_*)・・・ 相対的貧困の本質!!
友人や同僚より貯金・収入が多ければ満足?
「一国の時系列で見ていって、国全体が豊かになっていっても、(国民の)幸福度は変わらない」というアメリカの経済学者リチャード・イースタリンの説があります。
この通称「 #イースタリンパラドックス 」の理由について、
イースタリン自身による消費規範仮説や、デューゼンベリーによる相対所得仮説を挙げながら考えてみました。
上記をご覧いただくとして、
結論的に言えるのは
「人はお金持ちになりたいのではなく、他人よりお金持ちでいたいだけだ」
という・・・
この論を裏付ける調査について・・・
まず、この調査・・・
サラ・ソルニック(バーモント大学経済学部アソシエイトプロフェッサー)とデビッド・ヘメンウェイ(ハーバード大学公衆衛生大学院教授)は、
次のどちらの世界に住みたいか、
ハーバード大学の学生と職員に質問を行いました
Is mor always better? A Suvey on Positional Concerns,Jounal of Economic Behavior and Organization
1. 自分は収入が5万ドルで他のすべての人は収入が2万5000ドルの世界
2. 自分は収入が10万ドルで他のすべての人は収入が20万ドルの世界
結果は、56%の学生が1を選びました。
1と2の絶対額を比べてみてください。
2では1にくらべて収入の絶対額は2倍です。
にもかかわらず、1と2の世界しかこの世に存在しないとして過半数の調査対象者が選んだのは
絶対額で半分しか収入がないが、相対的収入の多い1のほうでした。
仮に、人が単にお金持ちになりたいのなら、1と2から選ぶ場合、絶対額の多い2を選んでもいいように思います。
ところが、1を選ぶというのは、人がたとえ絶対的収入が減っても相対的収入(周囲と比べての収入)を重視しているということを示しています。
つまり、人は純粋にお金というものを数量として欲しているのではなく、社会における相対的に
高い地位(あるいは高収入の職業)を欲しているというのが真相かと思います。
自分より年収の高いエリアに住む人は自殺率が高い
他人との相対的所得の比較を自制心でやめればいい?
これを自分の内心の湧き上がる感情を無視して無理して継続することは、文字通り死ぬほど精神的な負担がきます。
これを裏付けるデータについてご紹介します。
サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によれば、
同じ収入を稼いでいる2人がいるとして、周囲の人が自分より年収の高い地域に住む人は、周囲の人が自分より年収の低い地域に住む人に比べて4.5%も自殺しやすい傾向にあるといいます。
(http://www.huffingtonpost.com/2012/11/09/suicide-rate-rich-neighborhoods_n_2102777.html)
高収入の隣人ばかりが住むエリアに無理をして住みたいという人は自ら自殺率を4.5%も引き上げることになるのです。
つまり、不幸な環境に身を置くことで幸福の追求を自ら放棄していることになるのかもしれません。
人はなぜ資産形成をするか?
それは究極のところ、幸福の追求のためです。
しかし、富裕層になるための種銭(投資に回すためのまとまった貯蓄)を作る期間の幸福を犠牲にするのなら、それは本末転倒ではないでしょうか。
富裕層になることも大事かもしれないけれど、富裕層になる過程が幸福感に満ちていないと意味がありません。
それならば、自分より貧しい人に囲まれて生活すれば、どんどん豊かになる(お金が貯まる)の法則を活用して低収入の街でストレスなく生活をダウングレードする方法で種銭を貯めるほうが精神衛生上いいということです。
ロバート・フランクは『ザ・ニューリッチ アメリカ新富裕層の知られざる実態』において、富裕層どうしの激しい顕示的消費の競争、富裕層間の富の格差で最上位の富裕層以外の誰もが不幸になっていく姿、そして子供に与える深刻な副作用を描いています。
飢えているのに、なぜ太るのか?
食料支援を受けている人を見ると、思わず聞きたくなるだろう。「本当に食べ物に困っているんですか? それなら、なぜそんなに太っているんですか」と。
彼らにかつての貧困層の面影はない。
정인, 마음을 울리는 폭발적 감성 '뜨거운 안녕' @신의 목소리 11회 20160622
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