#介護コミュニケーションロボが活動を促す効果=34%改善!!! ペットの存在が高齢者の心を開く!? #尿もれ対策にペットの存在が期待できる理由は?
国の「#日本医療研究開発機構(AMED)」が、介護の現場でコミュニケーションロボットを活用する効果を探った研究のレポートを明らかにした。
飲食や排泄、着替えに必要な生活の動作が活発になるなど、実際に使った高齢者のおよそ3分の1にポジティブな変化が生じたという。
「コミュニケーションだけでなく活動・参加を促す効果が非常に大きい」。
チームに参加した産業技術総合研究所の大川弥生招聘研究員はそう話した。
「より有効に『促し』を行える綿密なプログラムの設計など、これからも改良を続けていけば非常に大きな可能性が開ける」と指摘している。
AMEDがこの研究の構想を披露したのは2016年3月。
昨年度に入ってから実行に移した。
全国98ヵ所の介護施設、866人の高齢者(脱落・中止を除く)が協力。
用いたのは人の言動に反応するコミュニケーションロボットで、「ペッパー」や「パルロ」、「ソータ」など約17機種、およそ1000台を試した。
今回のレポートは確定前の「暫定版」という位置付け。
AMEDは近く正式にまとめて公表する予定だ。
コミュニケーションロボットを導入した効果について、スケールの大きな調査を通じて客観的な分析・検証を試みた例はまだ少ない。
提供されるデータは、今後の政府の施策にも影響を与える可能性がある。
今回のレポートによると、全体の34.1%にあたる296人の状態が改善。
「セルフケア(114人)」や
「社会生活(98人)」、
「運動・移動(90人)」といった項目で、より活発になった高齢者が多くみられた。
ロボットの声掛けに応じて、なかなかベッドから動かなかった人がリビングへ出るようになったり、車いすばかりだった人が歩行器を使うようになったりしたという。
大川研究員は、「コニュニケーションのみを目的とするのではなく、自立につながる活動を促す手段としてうまく使えば大きな効果が出る」と説明した。
ペットの存在が高齢者の心を開く!?尿もれ対策にも効果が期待できる、その理由とは?
2017/05/16
尿もれが気になるが…ペットと暮らすことで頻度を下げ、障害機能の抑止効果もある
高齢者になると尿もれが気になってきます。
尿もれにはいくつかの種類があり、お腹に力が入った瞬間や、筋力の衰えとともに尿もれしてしまうこともあれば、過活動膀胱で膀胱が過敏になり、尿もれを起こしてしまう場合もあります。
一般的に、尿道が短くて出産経験のある女性のほうが尿もれを起こしやすいようです。
ですが、尿もれが起こるとそれが気になって外出できなくなったり、気分が落ち込んだりします。
ユニ・チャームの調査によりますと「尿もれによって気が落ち込むことがありますか?」というアンケートには、気の落ち込みが、ある、とてもある、少しある、などの気分が落ち込む方は約5割となっています。
実に49.8%もの人が、尿もれによって気分が落ち込むことがあると回答しているのです。
どのようなときに尿もれを不安だと感じるか、というアンケートには「長時間の外出をする時」が50.4%と半数以上が、長時間の外出が不安という結果に。
実に全体の50%以上、60代~70代では60%以上が、長時間の外出を不安だと感じていることがわかりました。
外で、失禁してしまうかもしれない…恥ずかしい思いをするかもしれない…人に迷惑をかけるかもしれない…という思いが、外出をためらわせているのではないでしょうか。
尿もれするという不安感が、高齢者を外出させない原因となっています。
とくに60代や70代は「乗り物に乗るとき」に不安を感じる割合が高く、4人に1人以上(25.9%)が週5日以上外出しない「家から出ない日がある」と回答しています。
60代70代といえば、元気な人はまだまだ現役で働いています。
ですが、尿もれを起こす人は気持ちが落ち込むだけでなく、日常の生活にも影響を及ぼしています。
尿もれの頻度が高い人ほど外出ができない傾向が強く、そのため60代70代の4人に1人は、週に5日以上家から出ない日があると回答しています。
外出そのものを控えて、外で失敗しないようにしているものだと考えられます。
外出を控えていると運動の頻度や量が下がり、心身の健康が改善されません。
体にさまざまな弊害を生み出す可能性が懸念されます。
アニマルセラピーは効果的!? 尿もれ対策や引きこもり対策にも
ユニ・チャームの調査を引き続きみていきましょう。
「ペット(犬)と暮らすことで、家族やそれ以外の人と会話の頻度が増えましたか?」という質問に対して、飼っていない人はペットと暮らすことを想定して回答してもらいました。
それに伴って「増えると思いますか?」という質問です。
ペット(犬)を飼っている人の92%が、家族やそれ以外の人と会話が増えると回答しています。飼っていない人に比べて48%ほど増えています。
また「ペット(犬)と暮らすことで、対人関係が増え社交的になりましたか?」という質問。
飼っていない人は、ペット(犬)と暮らすことを想定して回答。
「なると思いますか?」という質問です。
ペット(犬)を飼っている人の78%が対人関係が増え社交的になったと回答。
飼っていない人に比べて51%ほど増えています。
4割から5割ほど割合で社交性の上昇が見られ、結果的に、自ら進んで社会性を得ていることがわかりました。
ペットと暮らすことで健康に!?
ユニ・チャームの調査は続きます。
「ペット(犬)と暮らすことで、健康になりましたか!?」という質問には、飼っている人は79%がペット(犬)と暮らすことで、心身共に健やかになっていると回答しました。
これはペット(犬)を飼っていない人に比べて39%もの増加を見ました。
また「ペット(犬)を世話することは、老化予防や認知機能の低下抑制に効果があったと感じましたか?」という質問。
飼っていない人は、ペット(犬)の世話をすることを想定して回答してもらいました。
その場合、ペット(犬)を飼っている人の90%が、老化予防や認知機能の低下抑制に効果があると回答したのです。
これは飼ってない人に比べて46%ほど高い数値を示しています。
ペットと暮らすことによって健康の増進、老化予防、認知機能の低下抑制といった病気に対しての予防効果につながります。
引きこもりがちですと何かと活動量が低下したり、認知機能が衰えたりと健康面に問題が出てくるのに対して、ペットを飼っているとペットの世話を通じて健康が増進されることがわかりました。
認知機能の低下を防ぐには、何が効果的だったと考えられるか?
「認知機能の低下を防ぐには、何が効果的だと思いますか?」という問いには、ペット(犬)を飼っている人は認知機能低下抑制に「外出・運動」が効果あったと86%の人が回答しています。
また「会話」も69%の人が、効果があると感じているようです。
「ペット(犬)とのふれあい」が36%効果的と回答し、飼っていない人と比べたら「外出・運動」は45%、「会話」が34%「ペット(犬)とのふれあい」が34%も高くなっています。
ペットを飼っていない人はペットを飼っていると想定して回答していますので、想像と現実の間に大きな違いがあることがわかります。
外出頻度が低いと、障害が発生しやすい!?
日本公衆衛生学雑誌の調査によると外出頻度が週一回程度の人は、2年後における障害が発生する危険度が上昇します。
外出が多い方を1.0とすると、外出が少ない方は歩行障害が3.2、IADL障害が2.9、認知機能障害が3.1の割合で発生しやすくなるというリサーチがありました。
外出頻度が低い人ほど、認知機能障害などの脳への悪影響が出やすいという結果がわかったのです。
2年間、性別、年齢、慢性疾患の有無などを分類して追跡調査した結果、外出頻度が週に1度以下の人は各障害の発生リスクが高まるという結果がわかりました。
こうした障害発生リスクを取り除くこともできる可能性があるのがペットと暮らすこと、すなわちアニマルセラピーです。
社会と交わるきっかけや心身の健康に
この調査の結果からわかるようにペットの飼育は、結果的に飼育していない人と比べて、約3割~4割の上昇が見込めました。
ペットを飼っていることは、特に犬の場合、大きな効果をもたらします。
活動が活発になり認知機能の向上に役立ちます。
また、社会と交わるきっかけや身体への健康にもつながり、とても良い結果を得られるためアニマルセラピーは高い注目を集めています。
ただし、高齢者がペットを飼うとそのうち体の動きが鈍くなり、ペットの世話ができない、結果としてペットへの虐待につながりやすいなど、高齢者がペットより先に寿命が来たりなどのトラブルも複数考えられます。
ペットを飼うときは、それがたとえどのようなペットであったとしても、最後まで責任を持って飼うことが求められます。
いまは、飼い主が亡くなった後のペットを引き取って新しい飼い主を探してくれるNPOなどもありますので、そうしたところと連携しながらアニマルセラピーを導入していくのが理想ではないのでしょうか。
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