#外国人患者の感染症治療を支援する多言語ガイドブック

外国人が日本を訪れ、#インフルエンザ や #ノロウイルス感染症 が疑われる症状が出た場合、患者の状況を的確かつ簡易に把握し、医療機関を適切に受診するための手引き(医療機関受診のための多言語ガイドブック)を東京都が公表!!!

対応している言語は、▼英語▼中国語(簡体字・繁体字)▼韓国語▼タイ語▼スペイン語―です。

2017年4月10日

まず「嘔吐や下痢が続いている」「発熱や頭痛がある」などの症状がある場合には、

さまざまな感染症の可能性があることを述べた上で、「診断」「治療」「感染拡大防止」のために医療機関の受診が勧められることを説明します。


次に、医療機関の探し方(東京都保健医療情報センターの外国語による相談窓口など)、医療機関へのかかり方(受付をし、待合室で待ち、名前を呼ばれてから診察室に入り、診察が終わったら、お金を支払って処方箋を受け取るなど)を説明。

その際、咳やくしゃみなどの症状がある場合には、他の患者への感染拡大を防止するために「マスクの着用」も求めています。


さらに、医療機関を受診した際に「自身の症状」「持病の有無」「アレルギーの有無」「予防接種歴」「その他」の事項について、医療関係者にどのように伝えればよいかを分かりやすく示しています。

日本語が不得手な外国人であっても、「自身が習得している言語」からこうした状況を把握し、当該箇所(例えば体のどの部分かなど)を指させば、外国語に通じていない日本人医療者も、患者の状況を一定程度把握することができるようになっています。

▼どのような症状が、体のどの部位にあるのか:▽熱がある▽発疹が出た▽下痢▽出血▽麻痺▽しびれ▽痙攣▽苦痛—など

▼いつからその症状があるのか

▼症状の程度は軽いのか、ひどいのか

▼高血圧、糖尿病、心臓病、呼吸器疾患、脳神経疾患、がんなどの持病はあるのか、女性であれば妊娠中か生理中かなど

▼薬や食べ物でアレルギーはあるか

▼麻しん、風疹、A型肝炎、B型感染、ポリオなどの予防接種歴はあるか

▼その他、「同行者がいるか、同行者に同じ症状はあるか」「鳥やラクダなどの動物と接触しているか」(新型インフルエンザやMERSなどの疑い)「虫にさされたか」(デング熱などの疑い)


#ソーシャルワーカー #シューイチ。

The boughs that bear most hang lowest.

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